By Yasuko Oomori(大森康子)
On Glass
My Philosophy
茨城での9年間の日立製作所OL生活から突然飛び出して以来、福井/金沢でずっと追い求めてきたもの。
私がガラス工芸に最初に触れたのは、25歳のころ北茨城のある工房で講座を受けた時です。吹きガラスの蜂蜜色と形を整えるのが難しさにどんどんと惹きこまれていきました。以来ずっと、自分もこれを仕事にできたらなという気持ちがふつふつと湧き抑えられなくなって、とうとう茨城の実家とOL生活を飛び出して、福井のEZRA Glass Studioにお世話になったのです。
当初は不慣れなことばかりで戸惑いましたし、毎日が苦労の続きでした。でも、好きなことをしているのだから、OL生活を飛び出したことを後悔したことは一度もありません。毎日毎日、自分の目指しているものを追い求めて、グラスアートの技術を磨いてきました。
量販店で売られている食器のみならず、多くのおしゃれな雑貨屋で売られている商品でさえも、機械が作っている無機質さを感じませんか?私は、とことん手作り、心をこめたふんわりとした優しさ、柔らかさと色見を追い求めています。また、ガラスならではの透明感、明かりを取り込んだり、写り込みや反射が表情にでることに魅せられてしまっています。文章ではなかなか表現ができませんが、そんな感じのことを多くの方と共有し、日常に取り入れていただきたいなと思っています。
My Profile
大森康子On Glass、またはYasuko Ohmori、Oomori、はガラス工芸作家であり、ガラス工芸では良く知られた大森康子のブランドである。ガラス、ガラス工芸、ガラス細工、ガラス作品といえば大森康子だ。クラフトマンシップ、手作り感を大事にし、淡い色を使い光の輝きを優しく、柔らかいかたちで表現する。もともとは大手電機メーカーに勤務し、30歳前後で突然金沢のEZLA Glass Studioに勤務。数々の作品が高く評価されている。テーマはスローライフ、雑誌で言えば婦人画報、クーネルあたり。車ならスバルとのこと。通信販売をヤフオクで開始した。実用的な食器として、またはオーナメントとして、日常に楽しんでもらいたいと考える。光の表情と良く彼女は言う


